再生サービス[re:craft]
お気に入りはどんな時でもそばに置いておきたいもの。でも、毎日使うものだからこそ傷んだり壊れたりすることも。
日本には大切なものを次世代に継ぐ風習があり、さまざまな「お直し」の文化が根付いています。
職人の技術で大切な物をよみがえらせてこれからも長く使い続けていきませんか。
うつわの金継ぎうつわを直して使う
お気に入りや、思い出のあるうつわは、壊れてしまってもなかなか捨てられないもの。
金継ぎをして、また新たな表情を見つけませんか。
お直しできるもの
欠け
小さな欠けなら、漆を埋めてその上から金継ぎを。
少し大きなものでも、直径2cm程度のものであればお直し可能です。
目安の料金
1cm未満の欠け
3,520円~(税抜)
2cm前後の欠け
5,720円~(税抜)
ひび
それほど気にならなくても、そのままにしておくとひびが進んでしまったり水漏れなどにつながることも。漆を埋めて、これ以上欠損がひどくならないようにします。
目安の料金
5cm未満のひび
3,520円~(税抜)
10cm以内のひび
5,170円~(税抜)
割れ
割れてしまったパーツが全て揃っていることが前提です。漆を接着剤にして、パズルのように組み合わせてうつわを蘇らせます。複数個のパーツになってしまった場合も修理は可能です。
目安の料金(割れパーツが1つの場合)
5cm以内
5,170円~(税抜)
10cm以内
6,270円~(税抜)
※上記の料金は目安です。お直しの仕上げによって見積もり金額が変わります。
また欠け+ひびなどの組み合わせも可能です。まずは、ご相談ください。
下地と仕上げについて
下地
欠けや、ひびを埋めたりする下地は「本漆」、「簡易漆(エポキシ樹脂)」があります。
仕上がりに差は無いですが、料金が変わります。
また、ガラスのお直しの場合は簡易漆の方が強度が上がるので、簡易漆でのお直しをおすすめします。
仕上げ
仕上げ材は下記からお選びください。
お直し受付の流れ
- お申し込みフォームに必要事項をご記入し、申し込みをしてください。
- お直し品の写真を(ikunasshop@tao-works.jp)までメールでお送りください。
- ご連絡をいただいてから、2週間以内に「お見積もり」と「納期」をご連絡いたします。
- お見積もりをご確認いただき、本申し込みをお願いいたします。(見積もり有効期限は1週間です)
- お直し代をお支払いください。(送付の方はお届けの配送料もいただきます)
- お直し品を送付、または店頭に直接お持ち込みください。(送料はお客様負担となります)
- お直し(2か月程度)
- 仕上がり次第メール、またはTELでご連絡します。
- お渡し(お届け)
お直し後の器の取り扱いについて
- 修理をした箇所は、割れる前の状態よりも弱くなっていますので、
修理箇所を持ったり力をかけたりしないようお願いします。 - ご使用いただく中で、仕上げ材がはがれて漆が見えてくることがございます。
その場合は改めて仕上げ直しの依頼をしてください。 - 修理した器は電子レンジ、食洗機、オーブンのご利用はお避け下さい。
蓋物のお直しについて
修理をすると、器の形が若干変わるため元のように完全にぴったりとは閉まらなくなる可能性がございます。
修理を依頼する際には、現状確認のため蓋や身など全てのパーツをお送りください。
職人について
漆原早奈恵 (うるしの漆原)
漆芸作家・修復士
文化財研究所似て文化財の修復に従事した後、香川に帰郷。
現在は漆作家としての制作の傍ら、金継ぎワークショップなども行う。
Instagram @sanaeurusihara
布物の染めなおし染め直して使う
色あせやシミなどで着られなくなってしまった衣類を、藍染めをして再び着てみませんか。
柄物や、色物も染められるので、藍色との色の重なりが新たな魅力になりそうです。
讃岐正藍染め(しょうあいぞめ)で染めます
香川県で育てた藍の葉を醗酵させて染める藍染めです。他の地方の藍染めに比べると藍の色に透明感があり、美しい色合いが特徴です。また、色落ちや色移りもなく、白物とのコーディネートも存分に楽しんでいただけます。
藍染めの特徴
抗菌作用、防虫効果、そして布地の強度が増すともいわれています。長く着続けるものとして理にかなった“染め”なのです。染液に浸け、洗い、天日干しを何度も繰り返すことで藍の色が定着し、美しい色になります。
2色の濃淡から選べる色
紺藍色
藍色
- ※お使いのモニターによって色合いの見え方が異なることがあります。
- ※地の色、素材によって染め上がりの色は変わります。
- ※染め直し後のイメージの違いなどの対応(返金・染め直し等)は出来かねますのでご了承の上お申し込みください。
お直し受付の流れ
- 下記のチェックポイントを確認してお申し込みフォーマットに必要事項を入力し、申し込みをしてください。
- お品物を「讃岐おもちゃ美術館shop(運営IKUNAS)」に送付してください。(送料はお客様のご負担となります)
- お品物の状態を確認後、お見積りをメール、TELでご連絡します。
- お見積りをご確認後お直し代をお支払いください。(送付の方はお届けの配送料もいただきます)
- お直し(1か月程度)
- 仕上がり次第メール、またはTELでご連絡します。
- お渡し(お届け)
チェックポイント
- 染められる布地は、綿、麻、レーヨン、ウール。
※ストールなどの小物も染められます。※混紡のものなど、上記に該当しないものはご相談ください。 - 縫われている糸が化学繊維の場合は、糸は染まりません。
- お品物に破れ、ほつれ等がないか確認してください。穴あきなどがあると、穴が広がったりする可能性があります。
- ボタンが付いているものは、はずれる恐れがないか確認してください。
お品物にシミや汚れなどがある場合、その部分だけ染まり切らず薄くなったり、逆に濃くなったりする可能性がございます。
また、もともとの生地の性質上、一見シミが無いように見えても、染めた段階でシミが発生する場合もございます。
こうした場合には均一に染まりません。一度染めたものは、元に戻すことができません。
料金について
衣類の重さ、素材等を確認しお見積りをいたします
目安の料金
綿100% Tシャツ(メンズMサイズ)
6,600円(税抜)
麻のブラウス(レディース)
7,260円(税抜)
綿麻のストール
4,950円(税抜)
職人について
染匠 吉野屋
金毘羅さんのおひざ元・琴平町で讃岐のり染めを生業とする4代目。香川の春の風物詩となっている「四国金毘羅歌舞伎大芝居」で町中を染める「のぼり」をはじめ、法被やのれんなど地域に根差した染め物を手掛けています。
IKUNASでは金毘羅歌舞伎ののぼりをアレンジした「KONBAG」が人気。
Instagram @kotohirayoshinoya
革小物の修理修理しても使い続けたいと思うもの
使い込んで深くなった色と、艶が増した姿は、新品では味わえないカッコよさ。でも、やはり所々が傷んでしまうことも。
革の経年変化はそのままに、傷んだ箇所だけお直しして、もっと長く使い込んでみませんか。
修理例と予算例
ホック、ボタン、マグネット取り替え
2,200円(税抜)
底鋲打ち
2,200円(税抜)
ファスナー取り替え
3,300円(税抜)
内装裏生地取り替え
3,300円(税抜)
※あくまで一例ですので、その他にも出来ることがあります。まずはお気軽にご相談ください。
お直し受付の流れ
- お申し込みフォームに必要事項を入力し、申し込みをしてください。
- 折り返し、お持ち込みいただくメーカーの住所をお伝えいたします。
- お客様ご本人が直接メーカーに修理品をお持ち込みください。
職人について
エールック
1933年の創業から、昭和天皇の手袋工房を経て途切れることなく受け継がれてきた職人たちの確かな技術。手袋、バッグ、革小物、お作りする物は数あれど「よろこばれるものを創りたい」というエスプリを、いつの時代も、変わらずに商品に込めて物作りをしています。
https://www.a-look.jp/