桐箱の工房を訪ねて[道久桐箱店]

桐箱職人の道久常夫さん

新しいものをつくるんは、好きやなぁ

昔ながらの上がり框(かまち)に、小さな板の間。桐箱職人の道久常夫(みちひさ つねお)さんが静かに鉋(かんな)を滑らせています。「職人になれば人と話さなくていいと思って。動物が好きやから、家業を継げば何でも好きなもんが飼えるとも思ってな」と穏やかに微笑みます。

桐箱職人の道久常夫さん

桐箱職人の道久常夫さん

木のズレを照らし出すため、照明は点けず自然光のみ。湿度差で木が狂ってしまうため空調も点けない。桐は柔らかく、刃こぼれしやすい。滑らかな鉋掛けは長年の技術の賜物です。

[桐箱]香川県伝統工芸士 道久常夫さん
1949年琴平町生まれ。金刀比羅宮の土産物や外箱などの桐工芸を手がけてきた道久桐箱店の2代目。高校卒業後、家業を引き継ぎ、様々な形の桐箱の他、小箪笥、飾り棚などを制作しています。

IKUNAS vol.13(2021.9)より、一部抜粋記事

桐箱 三段飾り 左勝手 右流れ

桐箱は木目が美しく光沢があり軽い、そして中に入れた物を湿気から守るという特徴があるため重宝されています。この階段ダンスのような飾り棚は小さな引き出しもついていて便利ですし、好きな物を飾る自分だけのギャラリースペースとして楽しむのもオススメです。
こちらの桐箱は、香川県伝統工芸品[桐箱]の工芸士、道久さんが制作しています。
道久さんの桐箱▶︎
IKUNAS vol.13では道久さんの記事を取り上げています IKUNAS vol.13▶︎

全体サイズ:33.2×75×高さ26cm
引き出しサイズ:7.5×7×高さ7.5cm
素材:桐、金具

価格(税込) : 5500

ショップポイント 45

商品コード : 000000000166

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